2003年に日本へ上陸後、これまでに125万人以上を動員してきたパフォーマンスショー・ブラスト!ディズニー音楽の世界が融合した「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」が、この夏、待望の再演を果たします。長年カンパニーをけん引し、今回が最後の出演となるパーカッショニストの石川直さん、ソリストとしても活躍し叙情的な音色を響かせるトランペット奏者の米所裕夢さん、力強く美しい音色とチャーミングな笑顔が魅力的なトロンボーン奏者のリサ・ライザネック・チャペルさんの3名から、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ本作の見どころについて、たっぷりと教えていただきます。

 

 

■常識をくつがえす、“衝撃的に楽しい”エンターテインメント

 

ミュージシャンはステージを縦横無尽に動き回りながら60種以上の楽器を演奏し、ダンサーは色とりどりのバトンや旗を手にダイナミックな踊りで観客を魅了する。ほかのショーでは絶対に味わえない独創的なパフォーマンスこそが、ブラスト!の魅力です。

 

 

リサ・ライザネック・チャペルさん

 

リサさん「いろいろなショーの要素がミックスされた独自の構成が、普通のコンサートとの大きな違いですね。一般的にミュージシャンは、オーケストラピットやステージの後ろで演奏することも多いけど、ブラスト!では前に前に出てきて、キャスト全員が主役級のパフォーマンスをするんです」

 

 

さらに、客席へ降りて演奏したり、幕間や終演後にロビーパフォーマンスを行ったりと、観客との距離感が近く、コミュニケーションを大切にしている点もブラスト!ならでは。

 

 

石川直さん

 

石川さん「ただ作品を見てもらうのではなく、“エネルギーの共有”にフォーカスした作りになっています。そのが絶対に楽しいから。ホストもゲストも一緒になって楽しめる、“ホームパーティー”のような時間を作りたいと思っています」

 

 

そして、今年の“ホームパーティー”の題材となるのが、誰もが知るディズニー音楽の名曲たち。2016年、17年に続き、3度目の開催となる今回の「ブラスト!ミュージック・オブ・ディズニー」は、これまでよりもさらにパワーアップした熱演が期待されます。

 

米所裕夢さん

 

米所さん「ディズニーとブラスト!、どちらも最高のエンターテインメントなので、合わないわけがありません。マーチングの要素が加わった音楽面での変化はもちろん、パフォーマンス面でのアレンジにも注目してほしいですね。ディズニーの名曲や映画の1シーンをただ再現するのではなく、ブラスト!らしいアプローチを加えながら展開していくので、今までに見たことのないステージになっていると思います。新曲としては、今年公開された映画『メリー・ポピンズ リターンズ』の中から『小さな火を灯せ』を披露するので、楽しみにしていてください!」

 

 

リサさん「個人的に大好きな曲は、『アンダー・ザ・シー』(映画『リトル・マーメイド』)かな。この曲で客席へ降りていってお客さんの目の前でパフォーマンスをするので、みなさんの笑顔を見ながら演奏できるのが本当に楽しみです!」

 

キャストたちの超絶技巧&一糸乱れぬパフォーマンスから目が離せない!(次のページへ)