新潟市新津美術館(新潟市秋葉区)で1月23日(土)から始まった企画展「生誕100年記念 日本画家・横山操展―その画業と知られざる顔―」へ行ってきました。

この日の美術館周辺はまだまだ雪が残っていましたが、主な通路や駐車場は除雪されていたので安心して歩けました。

戦後の日本画壇の風雲児として活躍したことで知られる日本画家・横山操は、新潟県燕市(旧吉田町)出身です。今回の展示では日本画団体・青龍社の展覧会「青龍展」に初入選した「渡船場」や、戦後の出品作に加え、これまで公開される機会の少なかった小品や素描も併せて紹介されています。(会期中、一部展示替えあり)

中でも高さ2.5メートル、幅5.4メートルの大作「グランドキャニオン」(前期のみの展示)、独自の視点で描いた「送電源」など、迫力ある作品も。黒を基調にそこに映える赤やオレンジ色が美しく、画面いっぱいに描く大胆な筆遣い、大胆な構図に見入ってしまいました。


このほかにも、目の覚めるような色彩にあふれた作品や、女性のちょっとしたしぐさを捉えた素描、穏やかさと自然の厳しさを感じる故郷・新潟の風景画など、横山氏のさまざまな表現に出会えました。
イベント情報
イベント名 | 生誕100年記念 日本画家・横山操展―その画業と知られざる顔― |
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開催期間 | 2021年3月21日(日)まで※月曜休み(2月22日、3月15日は開館) ◆【前期】2月14日(日)まで 【後期】2月16日(火)~3月21日(日) |
開催時間 | 10時~17時(観覧券の販売は16時30分まで) |
会場 | 新潟市新津美術館(新潟市秋葉区蒲ヶ沢109-1) |
料金 | 一般1,000円、高大学生500円、中学生以下無料 |
お問合せ先 | 新潟市新津美術館 |