新潟Komachi最新号は「新しいパンの楽しみ方」と題した春のパン特集です。パン屋さんに聞いたパンのアレンジレシピを中心に、この春食べたいパンを大特集しました。こちらのページでは、パン特集の中で取り上げたバゲットについてご紹介。誌面で紹介している新潟県内6つのパン屋さんの中から、長岡市大島本町にある「TakanaBakery」にフォーカス。(誌面には載っていない写真付きで紹介しますよ!)


 

■TakanaBakery(長岡市大島本町)

住宅街にある小さなパン屋さん。生地はもちろん、フィリングまですべて手作りにこだわったパンが並びます。

店内はショーケースのある対面式。欲しいパンをオーダーし、店員さんにとってもらうといったスタイルです。

お昼を過ぎても次々とパンが焼き上がり、対面式の小さな店内にはデニッシュからハード系、食パンまであらゆるパンがずらり。長岡のハードブレッド好きを虜にしているというTakanaBakeryのハードブレッドたち。みんな“いい顔”、おいしそうです。

オーナーの松本さんは、取材中もパンを仕込む手が止まりません。

こちらが、TakanaBakeryの「バゲットトラディショナル」270円。生地の熟成期間はなんと3日間。少ない手数でさっとまとめ、生地の力を閉じ込めるように成形し、オーブンで一気に焼き上げるバゲットは、ジャムやバターなどの味わいにも負けないほど風味豊かで味が濃い。小麦の香りが口いっぱいに広がった後は、しっとりとみずみずしい生地がすっと溶けていき、実に食べやすい。

 

そんなバゲットをさらに楽しむ食べ方はというと…

「スライスではなく、バゲットの側面にナイフを入れて平たく切り、4ミリ程度に薄くスライスした冷たい無塩バターをのせてかぶりつく」ことなのだそう。静岡でみかん農家をしている叔父さんから送られてくるネーブルを使った果肉たっぷりのジャムも一緒に…悶絶。おいしさのあまり声が出ず…かみしめました。このネーブルジャム、もちろん購入して帰りましたよ。

ちなみに、こちらはマヌカハニーのせ(KomachiMAG.限定情報です!)。これもまたおいしい…。バターとハニーのマリアージュ。おいしくないワケないじゃない! この薄くスライスした無塩バターってのもいい。無塩のほうが乳味というか、バター本来のクリーミーな味わいが楽しめて、いいんですよとのこと。うーん…たまりません。ほかのパン屋さんでも「パンには無塩バターがおすすめ」という話を聞きました。みなさまぜひお試しください!

 

【TakanaBakery】

TEL:0258-94-4918

住所:長岡市大島本町3-1-40 第1タカスハウス1F

営業時間:8時30分~18時30分

定休日:日曜、第3月曜


新潟のパン屋さんは、「新潟の人たちはもちもちとした食感が好き」ということで、もっちりとしていてやわらかくて食べやすい、そんなバゲット作りを心掛けていました。そのほか誌面では、

■パン・ド・メルソー(新潟市中央区)

■6/7(新潟市中央区)

■Cachette(新潟市西区)

■カーブドッチベーカリー(新潟市西蒲区)

■Boulanger M(上越市西本町)

の5軒を紹介しています。もちろん、各お店のオーナーさんが教えてくれた「うちのバゲットの楽しみ方」付きです。

 

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