新潟では、昨年辺りから、ある一つのジャンルや料理に特化した専門店が増えています。特化することで生まれるこだわりが、これまでにない料理や味わいを生んでいます。そこで今回は、今注目の専門店のランチをご紹介! 新型コロナが落ち着いた際には、ぜひ出掛けて楽しんでみてください! お店によってはテイクアウトに対応しているお店もありますよ。
生の本マグロの魅力を存分に!<本鮪丼 なかばやし>

昨秋のオープン以来、さまざまなメディアで話題の本マグロ丼専門店です。メニューはなんと大トロ、中トロ、赤身、ネギトロと、4種の部位が酢飯を鮮やかに飾る「本鮪丼」(1,100円※写真はまぐろ増し1,500円)のみ。
お店では、生の本マグロにこだわり、冷凍しなくても使い切れるサイズで仕入れいるそうです。「冷凍技術は進化していますが、やっぱり舌触りや風味が違いますね。本マグロの本当のおいしさを楽しんでもらえれば」とご主人の中林さん。その言葉通り、口にした時に感じる身のなめらかさ、とろけるような脂のうま味と甘み、それを際立たせる程良い酸味など、普段食べているマグロとの違いにきっと驚きますよ。
カウンターからは、本マグロを大胆に分厚く切り身にしていく様子が見えますよ。テンションがあがります! 17席の店内は開店直後から混雑が続きます。13時以降の来店が狙い目。
■本鮪丼 なかばやし
TEL:025-383-8333
新潟市江南区砂岡5-8-62
営業時間:11時~14時
定休日:不定休
本場の製法で引き出される県産豚肉の魅力<Metzgerei TERRA>
2019年12月に東区中木戸に移転した、ドイツの製法で作るハムやソーセージが人気のお店です。移転を機に工房を拡充し、ラインアップがさらに多彩になりました。店内では自慢の加工品を使ったランチを提供していて、なかでもおすすめは、テイクアウトでも1番人気だという新潟ローストポークを主役にしたBセット(1,450円)です。
毎朝オーブンで3時間かけて焼き上げるローストポークは、新鮮で上質な県産豚のみを使用しています。特製スパイスの食欲をそそる風味、かむほどに感じるうま味の引き出し方は、精肉店を営む肉のプロだからこそできるもの。「今日は肉の気分!」をしっかりと満たしてくれるはず。マスタードに酢やスパイスを加えた特製ソースも相性抜群です。
ランチで登場する加工品は、もちろん店頭で購入できます。おいしかったらお土産にしたいですよね。他にもテイクアウト用メニューは充実していて、ランチボックス(2日前までに要予約)の販売もスタートしています。
※政府の緊急事態宣言を受けて、ランチはしばらくお休みするそう。加工肉の販売やテイクアウトは変わらず実施中とのこと。詳細は店舗に問い合わせを。
■Metzgerei TERRA
TEL:025-256-8464
新潟市東区中木戸50-4
営業時間:10時~19時(ランチ11時~13時45分LO、カフェ14時~17時)
定休日:日曜
チャーハンに情熱を注ぐと、ここまでおいしく!<チャーハン亭 佐咲>
「新潟の米をおいしく食べてもらうために、どんな方法があるか」と考えた時に、チャーハンにたどり着いたというご主人。こちらでは季節限定も含めて6種類のチャーハンを提供しています。写真は1番人気の五目あんかけ炒飯です。
注文ごとに一人前ずつ鍋を振るため、作りおきは一切なし。提供に少し時間がかかることもあるが、一番おいしい状態を届けるためにも妥協はできないそう。作りたてのチャーハンはコクやうま味はしっかりと感じられるのに、特有の油っぽさがなくサラっとした味わいが印象的です。
写真のガーリック肉炒飯の他にも、えび炒飯やほうれん草としらすと桜エビの炒飯、キムチ炒飯など、多彩な炒飯がそろっています。
■チャーハン亭 佐咲
TEL:025-288-6117
新潟市東区東中島2-5-13
営業時間:11時~15時LO
定休日:月曜、ほか不定休あり
いかがでしたか? 外出自粛の中ではすぐに楽しめないかもしれませんが、覚えておいて損はないお店ばかりです。実は、現在発売中の新潟Komachi4月25日発売号では、そんなこだりが深い専門店ならではのランチを含め、県内のさまざまなランチ情報を特集しています。いつか安心しておでかけができる時に備えて、チェックしてみてください。
■最新号の立ち読みはこちらから
■Amazonでの購入はこちらから