皆さん、ロー(生)フードを取り入れていますか?非加熱食材で栄養を効果的に摂取できるとあって、最近話題になっていますよね。調べていると、実は新潟にもありました。スーパーフード・カカオの栄養をしっかり生かした、ローチョコレートの専門店です!
カカオのチカラを
おいしく食べて逃さず摂取!
食べても食べても罪悪感ゼロ」。なんてステキな響きなんでしょう。長岡市にある「Petit-lys(プティリス)」はローチョコレートの専門店。「食べても食べても罪悪感ゼロ」をコンセプトに、栄養価たっぷりのチョコレートを作っています。オーナーは小黒小百合さん。2013年からローチョコレート作り教室の活動を行い、その後プティリスを立ち上げて販売を始めたそう。
プティリスのオーナー・小黒さん。作っているこの場所は…
約束していた場所に着くと、目の前にあるのはおうち。お店はどこにもありません。実はこちら、店舗を構えてないんですって。販売はオンラインオンリー。チョコレートを作る場所は、自宅の一室です。広さは一般的なキッチンスペースほどでしょうか。「ここで作れちゃうんですか?」。そう疑ってしまうほど、特別な設備はありません。
素材はどれもオーガニック!
要は低温加工の粉とバター
ローチョコレートの素材を発見しました。
ローチョコレートを作る上で、まず重要なのが素材です。ポイントは低温で乾燥させたカカオの粉や低温で精製されたカカオのバター。完全非加熱ではありませんが、どちらも栄養素が壊れない温度で作られた上質なもの。ローチョコレートを作るには、この「2つが必須」と言います。
低温乾燥のカカオパウダー。チョコレートの香りがします。
手前がカカオバター。これもほんのりチョコレートの香りがします。
小黒さんは他の素材にもこだわります。ナッツや塩、ドライフルーツにフレーバーパウダーと、どれもオーガニック!徹底しているんですよ。
自然派素材を厳選!
48度以下の温度管理で
栄養をばっちりキープ
ローチョコレートと聞くと、「どんな作り方なんだろう」って気になりますよね。「難しそう」と思う人もいるかもしれません。でも実際は、とてもシンプル。カカオの粉とバターを合わせ、塩やフレーバーなどを加えたら、冷やし固めて出来上がり。重要なのは、温度管理です。
加熱が必要な素材は48度以下で。
湯煎時も48度以下です。
48度。ローチョコレートを作る時、この温度が一つの基準になります。フルーツを乾燥させる時も、カカオの粉とバターを合わせる時も、48度以下。これが素材の栄養をキープする秘訣なんです。