6月9日(日)、新潟市江南区で、「新潟米『新之助』田植えイベント」が行われました。当日は歌舞伎俳優の市川海老蔵さんと息子の堀越勸玄(かんげん)さんがゲストで登場、さらに花角英世新潟県知事も加わり3人で「新之助」の田植えに挑戦しました。
まずは花角知事が登壇し、ごあいさつ。

「新潟米『新之助』は2年前の平成29年にデビューしたお米で、日本一の米どころ、新潟がコシヒカリと並び立つトップブランドとして、開発をしたお米でございます。大粒でつやがあり、コクと甘みが強いという特徴を持っていてコシヒカリとは異なるおいしさのお米であります。実は今年の初めに、大変大きな発表がありました。市川海老蔵さんが十三代目の市川團十郎白猿、堀越勸玄さんが八代目市川新之助を来年の5月に襲名されるという事が発表されたわけでありますけども、誠に勝手ながら新潟県はこれは、ご縁があるなと感じおり、今回、市川海老蔵さん、堀越勸玄さんに是非とも田植えにいかがでしょうかとお誘いしたところ、お忙しい中、快くお受けいただきました。本日まさに互いの成長とそして豊かな実りを期待して新潟米『新之助』の田植えを一緒にやろうということになりました」

「新之助」は平成29年産が5千トン、昨年の平成30年産が1万トン流通販売されていて、今年令和元年産は1万5千トンの生産流通が予定されているお米です。
続いて、市川海老蔵さんと堀越勸玄さんが登壇し、ごあいさつと司会者からの質問に答えてくれました。

「本日はお招きいだきましてありがとうございます。新潟県様がちょうど本年の1月に私とせがれの襲名披露を発表した折に私は團十郎白猿、せがれが新之助八代目を襲名するという事で、こちらの方でも『新之助』というお米があるということで、そういうご縁で本日お招きいただいたのかなと思っている次第でございます。人生初めての田植えをせがれや娘また私もさせていただく事が大変楽しみです。本日はどうぞよろしくお願いします。新潟へは去年の3月に『源氏物語』、去年の11月に『古典への誘い』で来ています。(新潟の印象は)米、雪、蕎麦、佐渡島とかですかね。金山があるんですよね。あとお酒ね。お米がおいしいからね」

ちなみに海老蔵さんは玄米派で勸玄さんは白米派。お二人ともお米が大好きで、ご飯のお供は海老蔵さんはキュウリのぬか漬けなどのおしんこや梅干し、勸玄さんは納豆と梅干しがお気に入りだそうです。

その後、海老蔵さん、勸玄さん、花角知事での撮影を終え、田植えを体験してもらうために、3人は田んぼへ移動します。

いよいよ田んぼの中へ