1991年、シングル「悲しみが痛いよ」でデビュー。ファーストアルバム「T-BOLAN」をリリースした後、同年にリリースしたセカンドシングル「離したくはない」が異例のロングヒットを記録。瞬く間にその名を音楽シーンにとどろかせた伝説のロックバンド・T-BOLAN

 

幾多の困難を乗り越え、2016年12月31日に一夜限りの再結成を果たし、2017年に再始動を発表。それ以来、現在にいたるまで精力的な活動を続けています。ここでは、2020年3月29日(日)に新潟のライブを行うT-BOLANのボーカル・森友嵐士さんに、再始動から今回のツアーの内容までたっぷりと語っていただきました。

 

「活動休止中の2015年に、メンバーの一人、ベースの上野が病気で倒れ、奇跡的に一命をとりとめました。神様からもらった二つ目の命、彼の望みはライブをやることでした。それはT-BOLANの活動を再開させるには、僕たちにとって十分すぎる理由だったんです。僕たちは音楽で繋がった家族ですから

 

その言葉からは、30年以上にわたって深めてきた彼らの絆の強さが伝わってきます。音楽活動を続ける中で、メンバー間の関係性はどのように変化してきたのでしょうか?

 

メンバーそれぞれの人生にそれぞれの出来事があります。望むこと、望まぬこと。時間の流れの中でいろいろな関係や感情の移り変わりがありますよねただ、共に音を出した瞬間に唯一無二の関係であることをやはり実感させられます。僕たちが出会ってから30年ほどの時間が流れました互いに代わりのない存在です。共に音を出し合える喜び、そして、互いを認め合える喜びを今も変わらずに感じています」

 

 

長年にわたり、互いをリスペクトし続け、共に歩んできたメンバーの4人。人と人の絆や繋がりを重視する彼らにとって、T-BOLANの音楽を愛する人との結びつきも同様に大切なものです。テクノロジーの進歩や人々のライフスタイルに合わせ、音楽を取り巻く状況がめまぐるしく変化する時代において、どのようにその結びつきを深めていきたいと考えているのでしょうか。

 

音楽は『誰かのための何か』大好きな大先輩から頂いた言葉です。僕たちが生み出す楽曲が、一人でも多くの方の『何か』となるよう時代の流れとともに変化し続けていきたいと考えています。引いては返す波に影響され変化し続ける砂浜のように僕たちも時代という波よって変化し続け僕たちのカタチを作っていたいです」

 

「記憶に残る最高の一夜を過ごせたら」(次のページへ)