-では、今度は雪田さんについてお伺いします。雪田さんは、Negiccoの皆さんの第一印象はどんな感想を持たれました?

 

雪田「よく聞かれるんですけど、ヤバイって(笑)。なんというか田舎感がすごい、という印象でした」

 

 

-メンバーの皆さんはどんな印象ですか?

 

Nao☆「最初はすごい優しかったんですよ。Negiccoの担当じゃなかったから。『着いてきてください』って言うと『いいよ~』って、着いてきてくれる感じ、優しいお兄さん。でも、だんだんNegiccoに熱を持ってくれて、どんどん本気になってくれて、レーベルの人だけど、事務所の人みたいに親身になってくれました」

 

 

雪田「最初は、担当じゃないから『単純に現場、着いて行ってください』とか、上の人の指示に従っただけで、別に俺の意見は言う必要ないんで、ただ何も言わずやるべき仕事だけをしてたんです。でも担当になって、自分で回さなきゃダメなんで、いろいろやり始め、意見も言い始めました。事務所が、『俺たちはこうするんだ』っていうのがあると、俺もあんまりいかないタイプなんですけど、そんなに事務所的にもこれがしたい、あれがしたいって感じじゃなかったんで。レーベルにいながら、事務所的なハンドリングをしていました」

 

 

-Nao☆さんもおっしゃっていましたが、徐々に彼女たちへの熱量が上がってきたんですか?

 

雪田「そんなこと無いんですけど、ただやるからにはちゃんとやりたいというだけです」

 

Nao☆「愛情は持ってくれてるって思っています。ゆっきー(雪田さん)が本気な分、メンバーも『ゆっきーの熱を冷ましちゃいけない』と思っていて。ゆっきーが笑っていたら安心できる。ライブ終わって笑ってるか笑ってないかでその日のライブがどうだったのかわかる。緊張感ありまくりです(笑)」

 

 

-怒られた中でも「これはまずい」って思った印象的なエピソードは?

 

Nao☆「中野サンプラザ公演が終わった後で呼び出されて、映像見せられて。『やる気あんの?』みたいな感じで怒られて。その時に、『あっ(Negiccoが)終わる』って思いました。そこでみんなでミーティングして自分が本格的に変わりましたね。どうしてもこういう性格上ちゃんとしたものをやらなきゃっていう思いがあって。それが型にハマって見えちゃったりとか。真面目すぎるぐらい真面目だとは思ってはいるんですけど、でもそれをみんなが見てて楽しいって思うパフォーマンスって、どういうものなんだろうってすごい勉強して、いろんな物を見たりしてその時にMCとかもいろいろ考えさせられて。ゆっきーは客観的に見た意見をくれるので、すごくありがたいですね」

 

 

-褒めて伸ばすタイプのconnieさんと、厳しく接する雪田さん。好対照なコンビが、Negiccoを一番近くで支えていますね。

 

Nao☆「このコントラストが大事。事務所には厳しい人がいなかったので(笑)」

 

 

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