2017年8月25日発売「月刊新潟Komachi10月号」の中で掲載している、新潟Komachi編集部が自信を持っておすすめする【2017年、絶対に食べてほしい注目のラーメン7選】。

 

第1回は、新潟市江南区にある「拉麺 えぼし」さんです。お店は、江南区のアピタ新潟亀田店の近く。山下家具の駐車場の敷地内にあるため、ちょっとわかりづらいかもしれません。その代わり、駐車場が広くて行きやすいですよ。

 

ご主人の和田さんは神奈川県出身。神奈川県平塚市にあるみそラーメンの有名店で修業し、 昨年12月に新潟に自身のお店をオープンしました。店内はこんな感じ。写真手前にもテーブル席があって、広々としています。

 

 

そんな「拉麺 えぼし」さんの自慢の一杯が「味噌拉麺」(800円)。京都の白みそを使ったマイルドでクリーミーな味わいです。写真からも完成度の高さが伝わってきますね。

 

ご主人の和田さんは、自他ともに認める「みそマニア」。気になるみそがあれば、全国どこでも足を運ぶほど。「みそラーメンはタレが命」と、仕入れるみそは自身が惚れ込んだ3種類。看板メニューの味噌拉麺に使うタレのベースになる白みそは、京都の老舗が作る一級品なんだそう。

 

 

味の決め手となるみそダレにマイルドなとんこつダシを合わせたスープは、驚くほどまろやかな口当たりです。上質な白みそならではの繊細な甘みが絶妙です。

 

 

もちろん上品なだけではありません。「甘みのあるスープには飽きさせない工夫が必要」と、ご主人は具材にも一工夫。溶かした背脂で使い、ニンニク風味に炒める具材は、あえてスープになじませずに盛り付けています。食べ進めるうちに、具材からコクや甘みがスープに広がり、少しずつ味わいが深まっていくわけです。

 

実がこちらのお店、サイドメニューが熱いんです。まずは定番のギョーザ。 2個で190円から。お店の手作りで、アンの味がしっかりしていて食べ応えと満足感があります。

 

そして、一番のおすすめは「チーズご飯」(200円)。味噌拉麺と合わせることが前提のサイドメニューです。提供される時はこんな感じ。このまま食べても「チーズ」と「ご飯」というだけなのですが……これを味噌拉麺のスープに投入すると!

 

スープの熱で程よくチーズがとろけて……

うまい! これは絶品。10月末までなら「新潟Komachi10月号」の別冊付録「Komachiラーパス」を使うと無料で食べられますので、ぜひお試しを!

 

濃厚味噌が根付く新潟では「拉麺 えぼし」さんのような、みその甘みを楽しむスープは珍しいんですよね。だからこそ、食べてほしい一杯として選んみました。県内では新しい味わいの、最後の一滴までおいしいスープ。ぜひご自身の舌で。

 


 

拉麺 えぼし

[住所]新潟市江南区早苗2-527-1
[電話番号]025-250-5345
[営業時間]11時~15時、18時~21時
[定休日]火曜