6月25日発売の新潟Komachi8月号「みんなのベストグルメ」でグルメ通が推薦している、今行くべき3つの新店をピックアップ!グルメ通が注目しているとあって、話題性も抜群です。


 

La Cucina Italiana DEN(新潟市中央区)

 

新感覚のイタリア料理!味の決め手はダシにある

 

日本発の味覚として知られ、世界からも注目されている“うま味”。2017年9月にオープンした「DEN」は、和食で用いられてきたうま味を生かしたイタリア料理を提供しています。

シェフの塚本浩崇さんが使うダシは、野菜や豚、鶏、貝など。毎日それぞれの食材から取り、料理に合わせて一つ一つ使い分けているそう。

 

素材のうま味を感じ、繊細ながらも力強さのあるダシは、和食同様、イタリア料理でもしっかりと味の土台になると塚本さんは話します。「食材の持つ味わいをダシが引き立ててくれるので、シンプルな味付けを心掛けています。食材の善し悪しですべて決まってしまうので、食材選びは気を抜けません。鮮度を重視して、地場で採れるものを中心に仕入れています」。

 

そんな塚本さんが作るイタリア料理は、食材の自然なおいしさが際立つ繊細な味わいです。シイタケのうま味を効かせたボロネーゼ1,300円(ディナー時提供。ランチ時は日替わりで登場)。牛、豚、鶏の3種類の合い引き肉をシイタケから取ったダシで炒めたソースが決め手です。

 

DEN’Sチキンプレートランチ1,500円(ディナー時はチキン単品で680円)。特製スパイス入りのオレンジジュースに漬け込んだ鶏肉のコンフィがメインです。

 

塚本さんが作る新感覚のイタリア料理は食通たちの間で評判!

 

「食材のうま味を引き出すようなシンプルな料理はどれも、味わい深いものばかり」

(料理研究家・佐藤智香子さん)

 

「腕を振るうシェフは新潟を代表する名店出身。とにかく仕事が丁寧です」

(にいがた食育保育専門学校えぷろん学園長・渡辺弘子さん)

 

口にすれば、塚本さんのこだわりが伝わってきますよ。

 

 

La Cucina Italiana 

DEN

[住所]新潟市中央区米山1-1-26 TOMOS302 
[電話番号]025-369-4008 
[営業時間]11時~14時(13時30分LO)、18時~22時(21時30分LO)  
[定休日]火曜 
[席数]30席

[駐車場]提携あり

 


 

すし あらい(新潟市中央区)

 

まっすぐにうまさを追求! 目指すは信頼で成り立つ地産地消

 

2017年11月、レトロな商店街の趣を残す万代通りに店を構えたのが「すし あらい」。腕を振るうご主人・荒井大心さんが掲げているのは、“新潟前”です。

荒井さんの考える新潟前とは、単純に地元食材を使うということではないそう。

 

「信頼できる新潟の仲買人や生産者から食材を仕入れ、そのおいしさを寿司や料理で表現することが新潟前だと考えています。ずっと地元で頑張っている食のプロたちが味方なわけですから、米から調味料まで、新潟県産の中でもとりわけ上質なものが手に入るんです」と、荒井さんは胸を張ります。

 

お寿司に合わせるしょうゆは村上市にある野澤食品工業で造られた木おけ仕込み。

塩は村上市のミネラル工房で作られる海水を使った一級品です。

魚介の仕入れは地元の仲買人から。新潟県産を含め上質なものだけを厳選しています。

 

お寿司は一貫一貫に荒井さんのこだわりが凝縮。

お任せの握りは5,400円から10,800円です。

 

新潟県産というブランドのさらに一歩先を見て、妥協せず、質だけにこだわっている荒井さん。地元を愛し、まっすぐにうまさを追求するその真剣な姿勢に、早くもたくさんのファンが付いています。

 

「ご主人は全国の寿司職人が集まる大会で新潟初の金賞に輝きました。確かな腕で握る寿司は本当に素晴らしい」

(TeNY「新潟一番サンデープラス」ディレクター・大竹康子さん)

 

 

すし あらい

[住所]新潟市中央区東万代町9-26
[電話番号]025-385-6007  
[営業時間]15時~22時
[定休日]水曜 
[席数]18席

[駐車場]2台

[備考]予約がベター

 


 

スリランカ料理 あ~ゆぼ~わん(長岡市)

 

新潟でも楽しめるカレーの最新トレンド

 

西日本から火が付き、じわじわと全国に広がっているスリランカカレー。次なるカレーのトレンドとして、ここ数年は毎年のように話題になるほどです。そんなカレーを味わえるのが、スリランカ出身のオーナーが営む「あ~ゆぼ~わん」。中越エリアのグルメに詳しい3人がオススメするお店です。

 

「実はスリランカ料理では日本でいうカツオ節を使っていて、私たちも親しみやすい味なんです」

(FARM8フードアドバイザー・石橋てるみさん)

 

「本場のスパイスを使ったカレーや料理は、食べた後に体がポカポカになってパワーが湧いてきます。」

(アルソアサロンオーナー・小池美智子さん)

 

「素材の味に合わせたスパイス使いが素晴らしい! どの料理もとても奥深い味です」

(料理研究家  栄養士・松丸まきさん)

 

3人が口をそろえてプッシュする料理がこちら。アーユルヴェータプレート 1,600円。スリランカカレーはモルディブ・フィッシュという、いわゆるカツオ節のフレークやチップスを使うのが特徴です

 

カレーを含む日替わりの6品を盛り付けたプレートです。マイルドなものから汗がでる辛さまで、少しずつ混ぜながら、いろいろな味を楽しめるのが魅力的です。 

 

ちなみに、「あ~ゆぼ~わん」で使用しているスパイスはオーナーの家族がスリランカで栽培したものだそう。

すりつぶして自家調合しています。

 

スリランカカレーは代謝を促すスパイスが豊富で、油や脂肪分は控えめ。健康意識の高まりと一緒に、さらに注目が集まりそうです!

 

 

スリランカ料理 

あ~ゆぼ~わん

[住所]長岡市北山3-34-1 
[電話番号]070-4447-2455
[営業時間]11時30分~14時30分※土・日曜・祝日は15時まで
[定休日]火曜、ほか不定休

[席数]15席
[駐車場]4台

 


どちらも個性あふれるお店でしたね。新潟Komachi8月号(6月25日発売)「みんなのベストグルメ」では、全部で16軒の新しいお店を紹介しています。たくさんのグルメ通が登場しますので、コメントもチェックしてくださいね!

 

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