新潟を代表するご当地グルメといえば、「タレかつ丼」。
県内にはおいしい店がたくさんありますが、新発田の「とんかつ とんき」をご存じですか。

東京・目黒の名店からの暖簾分け

東京にあるトンカツの名店「とんき」で総料理長を務めた経歴を持つご主人・高橋 正紀さんが切り盛りしています。
名物は「特製アツギリタレかつ丼」。一般的なタレかつの2倍以上となる3センチの分厚いカツが自慢です。

衣の付け方や揚げ方など、独自の技術を追求した「とんかつ とんき」のタレかつ。
この熟練の技で仕上げる、骨付きリブ肉のとんかつが登場したということでお邪魔してきました。

使用するのは上質な国産肉

なかなか見かけることが少ない、豚の骨付きリブ肉を使用。
これを大胆にカットしていきます。

一切れで300g~350gという大ボリューム。
この厚さの骨付き肉をカツにして提供しているお店は少ないそう!

店内にある鉄鍋でじっくり揚げていきます。
その時間は、約20分。店内にはジュワジュワと揚げている音とかぐわしいラードの香りが漂います。

こんがり揚げたカツは手のひらほどのビッグサイズ!

骨付きリブとんかつの登場!

骨付きリブとんかつ定食(2,200円)。写真はメインだけですが、こちらにご飯、みそ汁、漬物が付いてきます。
ご主人が「そのままカブりついてほしいです」と話す通り、まずは骨を持って食べましょう!

かなりズッシリしています。ガブッとひとくち。
赤身部分はしっかりした歯応えと濃厚なうま味。かむほどにうま味がどんどん広がっていきます。

そして特徴的なのは、軽い口当たりの脂身。
クドさはまったくなく、上品な甘みを楽しめます。
「骨の近くの方が肉のうま味が強いんです」とご主人。
試作を続けて、常連さんにも試食してもらい、やっと納得できる味わいになったそうです。

特製ソースをかけても美味

残りの半分は自家製ソースをかけていただきました。
ご飯が進む味わいで、もう箸が止まりません!

今のところは完全予約制!

開店以来、ずっとお付き合いのある信頼ある精肉店から仕入れる骨付きリブ肉。
提供は4月下旬から。特注のため、食べたい人は2日前までに予約を。
見ての通り、かなりの大ボリューム!です。おなかをすかせてから暖簾をくぐりましょう。

とんかつ とんき
[住所]新発田市新栄町1-2-24
[電話番号]0254-23-5508
[営業時間]11時30分~14時、17時~21時
[定休日]月曜※祝日の場合は翌日
[席数]23席
[駐車場]5台