Komachi編集部の藤原です。結婚を希望する人の婚活を応援するために、新潟県が3年前に導入した婚活マッチングシステム『ハートマッチにいがた』。これまで、同サービスを利用して成婚されたご夫婦にお話を伺ったり、『独身女性たちの恋愛・結婚に対する本音トーク』と題した座談会に参加してきました。(前回の座談会の様子はこちらから)

 

今回は、独身女性を対象とした「結婚に関する意識調査」(匿名アンケート)の結果をもとに女性3名で座談会を実施。アンケートから見えてくる女性たちの本音に対して、実感、共感まじりのトークをしてきた模様をお届けします!

 

記事の最後にはクオカード1,000円分が当たるアンケートもありますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

 

■ 仕事・プライベートの充実が、結婚したい気持ちを上回る20代

参加メンバーは、私・藤原(33)と会社員のYさん(31)、Aさん(27)の3人。Aさんは私と同じく未婚の女性で、Yさんは2年前に結婚されています。

 

 

まずは【結婚に対してどう考えているか】という問いです。対象が未婚女性ですから、いつかは結婚したいが60%を超えています。

 

 

興味深かったのは「相手がいれば、すぐにでも結婚したい」と回答した人の年齢が、20代後半から30代にかけて突出していたことです。結果として結婚への焦りは年齢とともに大きくなっていくものと出ましたが、実際のところはどうなのでしょうか。

 

藤原「Aさんは27歳ということですが、彼氏はいらっしゃいますか?」

A「付き合って1年ぐらいになる彼がいます。でも、いますぐ結婚をしたいかと言われると…。もちろん、いつかは結婚したいとは思っていますが」

藤原「それはどうしてでしょう?」

A「仕事が充実してきていることや、経済的にも徐々に余裕が生まれてきたことが大きいですね。この生活をもうちょっと楽しみたいというか」

藤原「アンケートでも、結婚願望が伸びてくるのは20代後半から30代でしたね」

 

 

藤原「では、Yさんは29歳で結婚されたそうですが、当時の心境や結婚に関しての焦りはありましたか?」

Y「結婚する1年前まで別の男性と交際していて。ただ、当時強い結婚願望とかは正直なかったですね。いまの夫とは割とスピード婚になりましたが、それも焦りからそうなったのではなく、タイミング的にお互いの気持ちが一致したからという感じです」

 

私自身のことも含めて、3人とも20代のころは大きな焦りはなく、『仕事>結婚』という考えの女性が多いことがわかりました。ですが、結婚への意識が薄く、自らアクションを起こさない結果として年齢を重ねてしまい、30代になってあせりを覚える女性たちがいることも読み取れます。

 

「いつかは結婚したい」という考えを実現するためにも、20代から準備をはじめる、アクションすることが大切なのかもしれません。

 

■ 出会いのツールとして定着しつつあるマッチングサービス

続いては、出会いの手段やマッチングサービスの印象についての話に。

 

というのも、アンケートで【何が結婚の障害になるか?】の問いに対し、「出会いがない」という回答がトップという結果だったからです。

 

 

藤原「ご主人や今の彼氏との出会いを聞かせてください」

Y「仲間内でバーベキューをやった時に出会いました。共通の趣味で盛り上がって意気投合し、付き合うまでは半月ぐらいでした」

A「私は普段から友だちと出掛けたり飲みに行ったりよくしていて。いまの彼は飲みの席で出会ったのがきっかけです」

藤原「2人ともパートナーをゲットするために行動していたというわけではありませんが、アクティブに動いていたことが良い出会いにつながったのかもしれませんね」

 

 

藤原「周囲の友だちや知り合いはどんな感じでしたか?」

A「友人が先日マッチングサービスを利用して結婚していましたね」

Y「私の知り合いにも結婚したカップルが何組かいます。アプリやマッチングサービスに登録している人は意外といるんですよね」

 

 

藤原「気軽に出会えて、相性が良ければ交際から結婚までいけるのはいいですよね。私自身、成婚者の方へインタビューをしたこともあって(その記事はコチラ)、出会いの形は幸せには関係ないんだなって実感しています。逆に不安な点はありますか?」

A「サイト上で容姿や職業を偽っている人もいるらしくて…。ちょっと怖いですよね」

藤原「世間の目を気にする人もいるよね。両親への紹介や、結婚式でのエピソードの時、どうしても出会いの部分を濁したりするらしい(笑)」

A・Y「わかる~。『知人の紹介で』って言ったりするって」

Y「友人に言う場合は隠しませんが、親世代にはどうしても抵抗があるかもしれませんね」

 

インターネットやSNSの普及により、マッチングサービスが数多く存在する現代。数え切れないほどあるサービスの中で利用者が重要と考えているのが、「気軽さ」「信頼性」「安全性」でしょう。新潟県が導入した「ハートマッチにいがた」はセキュリティ面の安心感に加え、県が導入しているという信頼感が、真剣に結婚を考える人にとって魅力的に映るのだろうと感じました。

 

■ 幸せをつかむためには、自ら準備することが大切

 

藤原「Aさんは今、彼氏がいるけど、以前は何か積極的に行動していましたか?」

A「考えてみると、特に何もしていなかったですね…。仕事が充実している時期は、そっちに集中してしまうし、お金も自分のために使いたいなって。それに同性同士で飲んだりしている方が楽しいので」

Y「20代後半のころは私もそうでした。いま私の周りは結婚して母になる人と、独身を謳歌する人と2極化しているイメージです。独身組が当時何もしてこなかったのは面倒くさいということもあったのかもしれません」

 

 

実際に、マッチングサービスを利用している人が周りにいるというリアルな声がある一方で、アンケートでは【相手を探すために何かしているか】という項目に対して、約60%が何もしていないと回答していました。年齢別で見ると、25歳~29歳で顕著に。その理由は「面倒くさい」「忙しくて時間がない」などがほとんどでした。

 

つまり20代では『何もアクションを起こしていないQ3』のに、30代になると『相手がいれば、すぐにでも結婚したい』と考えるQ1ようになるという傾向が、今回のアンケートから見えてきました。実際、私もまさにそのひとり。仕事に追われて、積極的にアクションを起こさなかったことが、いまの状況を作っているんだと。

 

前回の座談会でも感じたように、「仕事が忙しいから」「恥ずかしい」と自らアクションを起こさずに、ただ待っているだけではダメで、変化を求め、一歩踏み出すことが大切だと改めて実感しました。

 

■ 信頼感と安全性、実績が利用者の背中を押す

 

続いて「婚活」や「ハートマッチにいがた」のイメージについても聞いてみました。

 

 

藤原「Aさんにお聞きしますが、そもそも結婚についてどう思いますか?」

A「ひとりの方がお金も時間も楽な気がしますよね。自由にできるという意味で」

Y「うちの場合は夫も私も働いているので、経済的には逆に楽になりました。自由な時間も作ろうと思えば作れますし、楽しい時間を共有できることが幸せなのかなと感じます」

藤原「既婚者の方に聞くと、独身時代よりも相手がいる方が楽しいという声は多いですよね」

 

 

藤原「では、婚活についてはどうですか?」

A「どうしても、ガツガツしているといったような、マイナスイメージはあると思いますね」

藤原「ですよね。婚活に対するマイナスイメージを持つ人は少なくないと思います。私自身、既婚者の声を聞くことで徐々に前向きになってきたところです。家族を持つことの素晴らしさや、ポジティブなイメージを若い世代に対してもっと発信していきたいと考えるほどです」

 

 

藤原「それでは『ハートマッチにいがた』に関しての率直な感想を教えてください」

A「やっぱり県が導入しているサービスということで、信頼できそうですよね。入会登録もしっかりしていそう。安心感があります」

Y「あと、親世代に受け入れてもらえそう…という点はポイントかもしれません」

藤原「プロフィールを細かく記入するので、自分に合った条件の人を見つけやすいところもメリットですね。2016年10月にサービスを開始してから、40組以上の成婚実績(2019年9月時点)もありますし」

A「すごい! 彼氏や彼女のマッチングって考えると少なく聞こえますけど、結婚相手が見つかった人が80人以上いるってことですもんね。しかも新潟県内で」

Y「こうやって数字で示してあると期待感が持てますね」

 

無料のマッチングアプリに比べ、「気軽さ」では引けを取ってしまうかもしれませんが、真剣に結婚と向き合い、自らアクションを起こすための第一歩にはぴったりのサービスだと全員の意見が一致しました。

 

 

■ 出会いは「待つ」のではなく「つかむ」もの

 

最後に、今回の座談会や匿名アンケートの結果を通して、マッチングサービスを利用することへの意識に変化はあったか聞いてみました。

 

 

A「共感する意見も多かったですし、自分に当てはめた時に『何もしていないな』とあらためて認識しました。いつかは結婚したいなと考えている程度ですが、もし彼と別れてしまって30代を迎えたら…焦るだろうなと思います」

Y「出会いがないと悩んでいる人が大勢いる中で、その悩みを解決してくれる方法があるのはうれしいですよね。マッチングサービスも昔は怖いイメージがありましたが、サービスの提供元を調べたり、個人の使い方によるものなのかな、とも」

 

 

いまの時代、出会いの形はそれぞれですし、そもそも結婚だけが幸せのゴールではなくなっています。それでも、いざ結婚したいと願ったとき、「自分にもいい人が現れる」と何も行動しないと、いつまでも経っても良縁に恵まれないかもしれません。

 

年齢を重ねていくにつれて焦りも大きくなり、若い時にああしていればと後悔しても時間は戻りません。「いつかは結婚できる」ではなく「将来のために、いまからできることを」と考えを改め、行動していくことが大切だと実感しました。

 

幸せな未来をつかむためのひとつの選択肢として、「ハートマッチにいがた」をはじめとするマッチングサービスをうまく活用することがカギになってくるのかもしれませんね。

 


 

■ハートマッチにいがた 

新元号「令和」を記念して、入会登録料金が通常1万円のところ、20代の方は8,000円で登録できるキャンペーンを実施中。期間は令和元年10月31日(木)まで。

https://www.msc-niigata.jp/matching/

 


 

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