続いて麹室(こうじむろ)での作業を見学させてもいらいました。この日の夕方、早朝に蒸米を引き込み、種付けしたこうじ米(酒用)を、”切り返し”という作業でほぐしていました。職人の皆さんが丁寧に手作業で何度も手を入れます。
ちなみに、甘酒に使われる玄米の種付けは、白米よりも油分が多く非常に難しいんだそうです。
そんな難しいとされる玄米のこうじですが「玄米の持つ高い栄養価を届けたい」との思いから、試行錯誤を繰り返し、今の味わいにたどり着いたんだそう。
職人さんがじっくりと糖化させます。
ここから一日穏やかに糖化させることで、乳白色から琥珀色へと変化していくそうです。翌日の瓶詰めを待つ瓶がずらりと並んでいました。
玄米のつぶつぶがほどよく残った「妙高 玄気の舞」。
そのまま飲むのもおいしいですが、ヨーグルトに合わせて食べるのがおすすめだそう。プチプチとした食感とほのかな甘さがヨーグルトにマッチしていました!
アレンジ自在な甘酒。自分なりの食べ方を見つけて楽しんでくださいね。
また、甘酒の仕込みや種付けは今回特別に見せていただきましたが、
鮎正宗酒造さんでは、酒蔵見学も受け付けています。
湧き水や出来たての日本酒を試飲できますよ。
鮎正宗酒造
[住所]妙高市大字猿橋636
[電話番号]0255-75-2231
[営業時間]8時30分~17時
[定休日]土・日曜・祝日※冬季は休日が 変動するため要問い合わせ
[備考]酒蔵見学は3日前までに要予約、運転者 の試飲禁止