ともちぃのあとは、リーダー・のんののレコーディング。
「ここは品行方正でおしとやかな乃々子さんのキャラクターを考えて書いたので自分が主役だぞ!という気持ちで歌ってください」というメッセージに、ほんわか笑顔でうなずいていました。事前にむうたんからアドバイスをもらい、直前まで調整をしていたのんの。
芯の通った歌声でレコーディングも順調に進みました。佐藤さんは録音した歌声を確認しながら、より楽曲の世界観を表現できるテイクを選択していきます。「ここは、悪い女できますか?(笑)魔性感を出してください」という難題にも、「できます」と笑顔で答えていたのんの。RYUTistのほんわかとした雰囲気は彼女の人柄があってこそだと、あらためて感じる時間でした。
こうして、本作の大切な地盤を支えるともちぃとのんののパートが録音完了です!
最後は、本作で一番キーの高いパートを歌う最年少のみくちゃん。
マイクの準備が整った彼女に「全体的に高くて難しいよね。自信あふれる感じでいきましょう」と佐藤さん。
初めは高音の感触が掴みきれず不安な表情も見られましたが、他のメンバーに見守られながら一音一音丁寧に歌唱。
佐藤さんからOKが出た後も何度も繰り返し歌い、その場にいたスタッフから「もう大丈夫!OKだよ!!」と言われても続けるほど、真剣に楽曲と向き合っていました。佐藤さんがみくちゃんに伝えた「女性の強さ、儚さ、全て詰まった芯のある声をください」というリクエストは、彼女への信頼があってこそ。メンバー一人一人に伝えられた数々のリクエストからは、佐藤さんのRYUTistへの強い思いと熱い期待が感じられました。