■新潟地粉パンの店 cosa/新潟市・東区

 

こんがりふっくらと焼き上がったパンに、すべて「ゆきちから」を使用しているこちらの「cosa」。

 

 

「せっかく地元でいい食材が手に入るんだから、それを生かした安心安全なパンを作りたい」と、オーナーの小山将さん。

 

 

「ゆきちからの魅力は味の濃さと風味の強さ、そしてもっちりとした食感。一口かじるだけで、小麦の甘みを感じられます」。小麦のおいしさが伝わるよう、製法や材料は、あくまでシンプルにこだわっています。日々の食卓に並べたい、優しい味わいに心まで満足できるはず。

 

[住所]新潟市東区船江町1-26-15
[営業時間]10時~18時(カフェは17時LO)
※パンがなくなり次第終了 
[定休日]日・月曜、ほか不定休あり

 


 

■パンといす/柏崎市番神

 

 

柏崎の海を望める絶好のロケーションに立つベーカリー。空と海の青に映える真っ白い建物が目印です。お店の中には、家具職人でもあるご主人手作りのイスが置かれたイートインスペースも。

 

 

中島さんご夫妻が作る「ゆきちから」が主役のパン。「ハード系を作るのにぴったりで、理想の生地に一番近かったんです」とご主人。お店に並ぶパンは歯切れの良さと香ばしい風味が特徴で、今夏オープンしたばかりだが、すでに地元で評判になっています。

 

[住所]柏崎市番神2-9-56

[TEL]0257-37-2969
[営業時間]11時~15時
[定休日]月~水曜

 


 

■Marilla/村上市志田平

 

 

店頭販売はなし、事前予約のみ購入できる隠れ家的なパン屋さん。厳選した国産小麦を使って焼き上げるドイツパンが評判で、素材一つ一つに深いこだわりが光ります。

 

 

また今年から、「ホタルの里」として知られる河内集落で無農薬・無肥料のライ麦栽培に着手。県内では初めて、村上産のライ麦で作るライ麦パン作りにチャレンジしています。(写真は収穫したライ麦のはざかけを行う店主の内山秋善さん)

 

 

素材への飽くなき探究心で、今日も全国にいるファンのため、パン作りに励む内山さんご夫婦。かむほどに小麦の味と香りが広がるドイツパンは、そのままはもちろん、トーストして食事と合わせてもおいしくいただけます。本物の素材を使って作るドイツパン、一度味わってみてはいかがでしょうか。

 

[住所]村上市志田平45

[TEL]0254-52-0071
[営業時間]11時~18時
[定休日]不定休

※パンの購入は要予約

 


 

国産小麦にこだわるパン屋さんは、県内にまだまだたくさんあります。今後は「ゆきちから」に続く後継の品種も登場する予定で、ますます注目を集めそうな予感。

小麦の味わいの違いでパンを選ぶ…なんて日が来るのもそう遠くないかもしれません。

これまで気にしていなかった人も、ぜひ店頭のパンをよく見て、小麦の風味を楽しみながらパンを味わってみてください。

 

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