③郷土料理でもてなす農家レストラン

地域の歴史や文化、暮らしが凝縮された郷土料理。独自に発展してきた郷土料理には発見がたくさん。新しい野菜の食べ方や意外な美味にも出会えますよ。

 

農家レストラン こころまい(村上市)

 

↑吉祥御膳(1,200円)。時季や日によって変わるおかずが15品前後並びます。

 

調味料まで自家製にこだわる

彩り豊かな郷土料理の数々

山々に囲まれた自然豊かな大毎集落で、地元の味を伝え続けている「こころまい」。店名の由来は、米農家のご主人が黒酢農法で作るコシヒカリのブランド名から。

料理を担当する加藤雪子さんのこだわりは「化学調味料を使わないこと」です。ダシやみそなども自家製のものを使っています。

 

↑味が染みた手作りガンモや原木シイタケも滋味深くておいしい。

この地域の郷土料理のひとつ「ゼンマイの一本煮」。ゼンマイを一本のまま使った、正月や祝い事にしか出されないという料理です。

 

↑なんと、囲炉裏まである!

お店はオーナー夫婦が住む古民家をそのまま使っています。大毎産のコシヒカリ「こころまい」や、笹ダンゴや笹まき、漬け物、メイプルシロップ、ジュースなども販売しています。仕入れがあれば、地元産の新鮮野菜を店内で販売することも。

 

農家レストラン

こころまい

[住所]村上市大毎504
[電話番号]0254-75-2034
[営業時間]11時~15時
[定休日]火曜~金曜、祝日
[駐車場]5台

 


 

④限定型の農家レストラン

料理の数や営業日に限りがある限定型の農家レストラン。わざわざ訪れたくなる特別な時間とおいしいごはんが待っています。

 

山のレストラン 山彩すもん(魚沼市・須原)

↑代表の酒井さん(右から2人目)を中心に、守門地域のお母さんたちが愛情込めて作っています。

 

仲良しお母ちゃんたちが作る

"完全予約制"の旬ごはん

魚沼市の守門(すもん)地域に暮らす農家のお母さんグループが、地域の交流施設「かたっこ」で運営している完全予約制の山のレストラン。

 

↑1,500円コースの料理一例。窓の外に広がる景色もごちそう!

 

予約は4名以上から、料理は1名1500円から予算に応じて献立を組み立ててくれます。

 

↑こちらは毎月2回開催する予約制の自然食ランチバイキング(1,500円)。

 

5月から10月の間、毎月2回開催する予約制バイキングには市外から訪れるリピーターも。6月は「米粉で楽しむ山の縮みチヂミ&スイーツ」など、毎月異なったテーマで楽しめます。今年のランチバイキング開催日は下記の日程で行われます。

6月16日(土)・17日(日)

7月21日(土)・22日(日)

8月18日(土)・19日(日)

9月15日(土)・16(日)

10月20日(土)・21日(日)

 

山のレストラン

山彩すもん

[住所]魚沼市須原5157 守門交流促進センター「かたっこ」内 
[電話番号]090-2762-4941(代表 酒井)
[営業時間・定休日]予約状況により異なる。5月~10月の月2回開催「ランチバイキング」(要予約)は11時30分~13時30分
[駐車場]20台

 


 

いかがでしたか? 「農家レストラン」といっても料理やお店の雰囲気など個性はさまざま。新潟Komachi本誌では、農家レストラン周辺の立ち寄りスポットも紹介しています。野菜を買って帰ったり、ご当地ならではの観光名所に寄ってみたり…。農家レストランを目指して、充実した休日をお楽しみください!

 

▷最新号の立ち読みはコチラから