佐渡旅の定番といえば、史跡 佐渡金山、トキ、たらい舟。
そして、忘れてならないのが「無名異焼」です。
聞きなじみのない人ですと、読み方を迷ってしまいそうですが、「無名異焼」と書いて、「むみょういやき」と読みます。
島内には窯元がいくつもあって、江戸時代から続く伝統工芸を今に伝えています。

佐和田地区にある玉堂窯元

今回訪れたのは、両津港から車を走らせること約30分。
佐和田バイパス沿いにあるのが玉堂窯元(ぎょくどうかまもと)です。

大きな花瓶が目印のこちらは、ギャラリーとショップを併設しています。

店内には食器をはじめ、茶器や酒器も並んでいます。素朴な肌と独特な風合いがあり、手に持つと温かみを感じる器。
完成品を見ているだけでも楽しいですが、タイミングが良ければロクロを使った実演も見ることができます。

熟練の技で手際よく作っていくのを間近で見ましたが、どれも美しい形に仕上がっています。
無名異焼は、こうやって出来上がっていくのですね。

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