どの街にも昔からある、懐かしい雰囲気の食堂。そういった場所のラーメンは、ふとしたときになぜか食べたくなる魅力がありますよね。今回は、Komachi最新号「新潟ラーメン新時代」に掲載されている食堂から、5店をピックアップして紹介します。トレンドのラーメンもいいけれど、昔ながらの味もどうぞ。
■ビジネス街にたたずむオアシス!ボリューム満点のセットが魅力
食堂いちばん
連日サラリーマンやOLが詰めかけ、昼時は相席が当たり前。JR新潟駅前で50年以上にわたり親しまれている大衆食堂です。おすすめは「ラーメン+ミニタレカツ丼セット」(800円)。ラーメンはとんこつや鶏ガラなどでダシを取ったスープに細麺を合わせています。ほかにもメニューを見ると、セットメニューの種類が豊富でどれを頼んでもボリュームたっぷり。あれこれ試したくなりますね。
現在は2代目のご主人と奥さんで切り盛りしています。
[住所]新潟市中央区笹口2-9-9
[電話番号]025-245-4060
[営業時間]11時~15時、17時~21時
[定休日]日曜
■月岡で親しまれる老舗のサクサク天ぷら
川柳
新発田市・月岡温泉街の一角にある食堂です。天ぷら家で経験を積んだご主人が営むこちらは、どんなに忙しいときも奥さんと二人三脚。もとは別々に提供していた天ぷらですが、常連さんからの「一緒に出したらもっとおいしい!」との声で「天ぷらラーメン」(800円)が誕生しました。それから40年以上、今もなお月岡で愛され続ける名物です。冷たい麺と一緒にいただく「天ざる中華」(900円)も好評。暑い夏にはぴったりですね。
ご主人の熟練の技が光ります。旬の野菜とエビを使用した揚げたての天ぷらは、とんこつスープと相性抜群です。
[住所]新発田市月岡温泉237
[電話番号]0254-32-2842
[営業時間]11時30分~14時、17時~21時
[定休日]火曜